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説明文

ショパンとグリーグに引き続きまして、今回はシューマンだけで『 眠りにつけるピアノの森』を作らせていただきました。 ①古い音源をリマスターしたもので、あまり音が良くなく申し訳ございません。選択肢がふたつしか無かったのですが、こちらの演奏スタイルの方がおやすみ前には合っていると思いました。『幻想小曲集』より「夕べに」です。左右の音が絡み合い、より幻想的な雰囲気を醸し出しています。 ②『ダヴィッド同盟舞曲集』は全18曲、その一番最後にあたる曲です。美しく優雅なワルツです、終わりが特に美しいです。 ③『4つの夜曲』より第4曲「素朴に」です。全体的に静かで優しく、転調する中間部と後半の和声進行が大変美しいです。 ④『子供の情景』より、トロイメライ( 夢 )です。大変有名な曲ですね。シューマンの特徴だと思うのですが、中間部に複雑な和声進行を使うことで、より幻想的な美しい曲になっていると思います。是非中間部を意識してお聴きになってみてください。 ⑤『暁の歌』より第1曲です。晩年の作品で、彼の心の病も手伝ってか 不協和音も多く使われています。全体的にコラールのような宗教的な響きを持った作品です。 ⑥『ダヴィッド同盟舞曲集』より第17曲です。副題の意味は「遠くからやってくるように」です。静かで優しく途中で眠ってしまいそうになるくらいですが(;^_^A 終了間際にほんの少し盛り上がりがございます。 ⑦同じくダヴィッド同盟舞曲集より第14曲です。副題は「優しく歌いながら」、まさにその通りの曲です。流れるような伴奏の上で、大変美しいメロディが歌われます。曲の終わりの美しさも素晴らしいと思います。 ⑧『ペダルピアノのための練習曲』より第6曲です。ペダルピアノというのは普及してはおりませんが、パイプオルガンのように足鍵盤が付いたピアノなんです。これを使って演奏されることはごく稀で、大変貴重な演奏です。カノン形式でトリルなども多く取り入れた、バッハの作品にも似た雰囲気で、静かで優しく美しく、とても慈愛に満ちた曲想です。 皆さまの夜のひとときのお役に立ちますよう祈っておりますm(__)m 2016/02
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