それは1950年代のことじゃった。
のちに帝王と称されるMiles Davisというジャズ・トランペッターがおったそうな。
あるとき、マイルスは仲間のJohn Coltraneにぼやいておったそうな。
「なぁ、トレイン、(John Coltraneのニックネーム)最近のジャズメンは、超絶テクニックの演奏やら、アドリブやらばっかりしくさって、そんな自分が目立ちたいんか!」
「そーでんなぁ」
「特に、おまえや! 超絶テクのアドリブでえらい有名になったな😠」
「でへへ、アニキ、えらいすんまへん😅」
「ソロのときはええけど、セッションするときは、もっとハーモニーが大切やろ!」
この頃からマイルスは、超絶テクのアドリブよりも、ミュージシャン相互の調和を重んじるような曲作りをするようになったんじゃ。
これが、Cool Jazzの誕生というわけじゃ。
(かなり脚色しましたが、マイルスの提唱でジャズは、BebopからCool へと移行していきました)
アドリブすな、すな、すな、すな、すんのかい、せんのかい、アドリブせんのか~い!
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