✨🎅⛅🏃😊何もないはずの空を、人はどうして見上げるんだろうー。 ふたつの東京五輪と17歳の少女ランナーをめぐる、「空」の秘密とは?😊1964年、 円谷幸吉。 2020年、 円谷ひとみ。 ふたつの東京五輪をマラソン日本代表として走る二人は、 ある「空」でつながっていた……。😊2020年4月18日ー。 通信社の若手記者・田嶋庸介は興奮していた。 陸連から発表された東京五輪女子マラソン日本代表3名の中に、 円谷ひとみの名があったからだ。 田嶋が7年前にこの少女と出会ったのは、福島県須賀川市。 そこは、1964年の東京五輪マラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉と、ウルトラマンの生みの親・円谷英二の故郷であった。 当時の円谷ひとみは、陸上をやめ、自分のやりたいことが見えず暗中模索する高校2年生。 なぜ彼女は、 日本を代表するランナーにまで成長できたのか。その陰には、東京五輪と「あの青空」によって結ばれた、不思議な出会いがあった……。 新人らしからぬ完成度のデビュー作『勇者たちへの伝言』で話題となった著者が贈る、希望と再生の物語。 😊🏃⛅🎅✨ *2019/03/16*
…もっと見る