これは私の好きな画家の言葉の一節でありますが
画家とモデルとの関係性について述べたものです。
女性のモデルと接するうちに画家はそのモデルの中の
人生を見ることがあるそうです断片的ですが。
そして女になろうとして背伸びしている少女への表現をこう記しています。
「…彼女らの動作は破綻だらけだけれど調和の前の不調和とでも云うのか如何にもぴちびちとし新らしい。」東郷青児
この言葉が私の好奇心を動かしています。大人の男性の画家の解釈でもありますが
女性だけでなく全てにおいて繋がる言葉のようでもあります。
「調和の前の不調和…」
面白い言葉ですね。まさに今の世の中を表しているような気もします。
不完全さの魅力とでも云うのでしょうか✨
あるいは未知なる憧れに興ずる者の発する美。
不確実な青い果実…。
アンバランスバランス。
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