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説明文

ある日、ある時、夕暮れにありて、深い思いにとらわれ、こころ揺れて満ちる中から言葉となり、ここに記するものなり。 まず、お母さんへの感謝。この言葉に尽くせぬ思いをどう伝え、そしてここで応えられぬモドカシサ、人を愛すことを半端にしてしまったこと、さぞかしお怒りかと思っております。でも、こんな私がお母さんの愛を一番に受け、可愛がって頂いたこと、うれしくありがたく思っております。 弟くん、生まれてきてくれてありがとう。本当にありがとう。私が子供の頃の一番の願い、神さまに祈ったことは、あなたが生まれ来ること。家族を愛することを分かち合えるあなたを待っていました。どうか、それを信じて頂ければと切に思います。私は父と上手く心を通わすことが出来なかったけど、思いは強かったのです。弟くんにもそんな感じで上手く思いを伝えられなかったこと本当にごめんなさい。 愛する伴侶であるあなたへ。「(私に対し)なんかしてくんないかな!」と言って洗濯ものを取り込んでいるあなたの足元でこれを泣きながら鼻を垂らして書いてます。なんか喜劇っぽいなと笑いそうになりました。何かにつけて、不遜で○○な私に物足りなさを感じていたかと思います。そこを突かれると弱いところです。毎度のことですが「ごめんなさい」。でも真に人間として成長や選択することを学んだのは、二人で生きてきた中でのことです。こんな私ですが、あなたがちゃんと自分のことを考えて、自分を労って生きて行けるかが心配なところです。 二人の子どもたち、たぶんよその親よりは時間をとって一緒にくらすことが出来て良かったと思ってます。勝手に思ってます。病気になってそれだけは感謝です。満足してますから安心して下さい。残念なのは、私の時と同じように人生の大変な時に父親に言葉をかけてもらえないことかと思いますが、私のように母の愛に素直に頼って下さい。結果的にそれが親孝行となります。自分の得手不得手を悩む前に、誰に対しても素直に悩み、喜び、怒りを伝えられる人となることをめざして下さい。 本当に難しいことは神さまに丸ごと頼みなさい。お金は神さまに頼む時には全く必要がありません。良い人であることを装うことも必要がありません。その事は私が生きてきた中で分かった数少ないことの一つです。私より長生きした人は、何も無くともそれで何とかなったと言っていました。試してみる価値はあるかと思います。 この時を迎え、母やあなたにくらべ、子どもたちには明るい未来を感じているのは不思議なことです。もし君たち二人がいなかったら、本当に暗い気持ちだけだったと思いますから、今一度、あなたたち二人に感謝しています。ありがとう。 どうか、その時が来ましたら、この言葉たちが私の愛する家族に伝わりますよう、天のお父様にお願い申し上げます。お父様のみこころの中でお祈り申し上げます。アーメン。
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