五感語感互換

言葉で表すことができる感情はたかがしれている。 言葉で表現できない感情は涙で外に出るか消化しきれず心の奥底で死ぬまで溜め込んだままだ。 自分の昔の記憶の世界に、新たな感性を持って没入してみよう。 大人になったあなたは当時の自分にどう声をかけるだろうか。 タラレバでもいい。 どうすれば良かったのか、それを考えることに意味がある。 帰りたくても帰れない。戻りたくても戻れないあの唯一無二の時間。 今の自分は、あの時楽しかったなー、の連続でできている。 でもほとんどの人は気づいていない。それは、今たとえ楽しくなくても時が経てばこの瞬間すらかけがえのないものに昇華しているということ。つまり人は、常に''今''を更新しているのだ。 そんな過去を思い出しながら聴いてみてください。 でも最後の｢空洞です｣で虚無感に襲われ、自分が何者か分からなくなる可能性があります。 心してお聴きくださいませ。