SPYAIR(スパイエアー)は、日本の4人組ロックバンドである。2005年6月[1]に結成。所属芸能事務所は研音。所属レコードレーベルはSony Music Associated Records。
メンバー全員が愛知県出身。
バンド名は、「Spyware」というコンピューターウイルスをもとに、検索して一発で出る形に変え決定した。また、単純に「カッコよくない?」というのも決定の要素となった[2]。
インディーズ時代は、「自分たちがライブハウスでファンを“待つ”のではなく、自分たちからバンドを知らない人のところへ“行く”。」というコンセプトで、名古屋の栄広場を拠点とし、野外ライブでの活動をメインに選んだ[4]。その為、現在でもメンバーにとって、野外ライブはとても思い入れがある。また、2010年6月には悲願の野外ライブ100本目を達成した[5]。
結成当初は、メンバー全員がアメリカのロックバンド、KORNに影響されていたこともあり、ギターをダウンチューニングにするなど、ギターリフで押すような重たい楽曲メインのラウドロックをやっていた。しかし現在はロックという大きいジャンルの中で、ハードロック、ポップスも織り交ぜ、キャッチーで自由な音楽性を持っている[8][9]。このような音楽性の変化を持った理由として、野外ライブなどをやっていくうちに、「僕らを支持してくれる人たちに何かしたい」という思いになったからだとメンバーはコメントしている[2]。特にメジャーデビュー曲の「LIAR」は、ラウドなリフの中にキャッチーなメロディを残した、SPYAIRらしい楽曲となっている他[10]、「Just Like This」は、野外ライブの活動を通しファンに向けて作られた楽曲であり、歌詞もIKEの想いをMOMIKENが代筆し、ファンへの感謝が詰まったものとなっている[11][12]。
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