同じ駅の向かいのホームに貴女を見た…。
同じ時間に貴女は別の方向に向かう電車に乗る。
けして交わらない…
けれど、この駅で出会う接点はある。
それだけでいいのか?
踏み込むには、もう1段階上の口実が必要な気がする。
これだけでは、何か薄い気がする。
運命のヒトになるには、まだ遠すぎる。
そもそも運命のヒトなんているのだろうか?
本屋で同じ本を選ぼうとして、指が触れたとか?
落とし物に気づいて取ろうとしたタイミングが一緒だったとか。
親切にした、された人が取引先のヒトだったとか。
1日に3回以上も偶然に出会うとか。
助けた、助けられた人とそのまま付き合うようになったとか、そんなピンチに運良く美人やイケメンと出会うだろうか。
ただ、思うことは…
アンテナを張ってなければ、感知しないし…
そんな偶然に巡り合わないってことなんだよね。
運命のヒトはいるんだよ、そのボタンの掛け違い的なタイミングが交わらないだけで。
だから、オイラはあきらめない。
そんなドラマのような…
グッと来る映画のような
あなたを待ってみたいと思う。
いつも…
「音楽と共にあらんことを…」
from「oshiri's bar master」
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