アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク。近代の代表的な作曲家の一人です。一度聞けば忘れられないような心に残るメロディを多く残しており、CMなどで耳にする方も多いでしょう。後期ロマン派のチェコ、すなわち東欧の作曲家の特徴が作品の中でも色濃く出ていますが、往年はアメリカで活動していました。黒人霊歌などアメリカの音楽を多く吸収し自身の作品へも影響を与え、交響曲第9番「新世界より」、弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、チェロ協奏曲などのドヴォルザークの代表曲はアメリカで作られました。それと同時に、まだ歴史の浅いアメリカの音楽史にも大きく貢献したと言われています。本プレイリスト公開日である5月1日はドヴォルザークの命日ということで、リスペクトを込めて数ある名曲の中からドヴォルザークの交響曲第8番と第9番をまとめてみました。
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