日本人のソコチガウ

東日本大震災に限らず日本は常に地震やその他多くの自然災害に見舞われる国だ。このような環境の中で永く暮らしてきた日本人には自然と‘困った時はお互い様’の心が養われてきた。人の不幸が他人事には思えない。困難には互いに助け合い皆が一つになって未来に向かっていく。阪神大震災では暴力団山口組までが被災者のために炊き出しを行ったという。何かあった時には日本人全体が一つの家族となるような一体感─日本的精神と呼んでもいいと思うがこのような僕ら日本人が自然に培ってきたものは優しく力強く美しい。 そして様々な災害時において常に外国人が一様に驚くのが被災地における日本人のモラルの高さだと云う。他所の国では災害時には火事場泥棒その他様々な犯罪行為が横行するのが当たり前のようだ。日本人は助け合いながら整然と被災の片付けを行う。それが日本人の自然なモラルであり他の国とはまるで ‘ソコチガウ’ 優れた一面だと云える。 僕らは戦後悪意ある情報とその再生産によって誤解させられているがこの日本人のモラルの高さはかつての戦場における兵士たちの行動にも現れていた。他の国の兵士たちの戦場における意識は災害時の意識と同じで略奪強○虐○は当然の権利として考えられ軍もそれを容認するカタチを取る。このような意識は今でもほとんど心理的には変わらないだろう。そういう世界の常識に対して実際には日本だけがやはり ‘ソコチガウ’ 民族だったと云ってもいい。そういうかつての日本人に対して戦勝国のプロパガンダを真に受けた歴史も知らない今の日本人の誰彼が非難し続ける姿は醜くあさましい。そして何よりも我々の為に戦ってくれた先祖たちに対して申し訳ない。今一度現代史と本来の日本人の誇りについて見直してみるべきだろう。 戦前アジアの国々を文字通り侵略し日本以外のすべてのアジア諸国を植民地化していた欧米諸国を ‘鬼畜米英’ と表現したのは間違いではなかった。そんな鬼畜の代表アメリカは現在でもその本質を変えることはない。歴史的に自らが行ってきた悪魔的行為を嘘で正当化してきた彼らは尚も嘘の正義を掲げ続け全く自己を反省することはないから。 この二年間で明らかとなった彼らの悪魔的本質がもたらしたものこそウイルスとワクチンの二段構えでありその被害は瞬く間に全人類に及んだ。彼らがパンデミックが起こる前からそれを用意周到に計画していたのは事実だ。メディアはそれを決して伝えない。情報は常に他から取らざるを得ない。 このような状況下で情報を与えられない我ら日本人はウイルスの脅威に対して一丸となって戦う姿勢を見せた。副反応やある程度の危険を承知で人口の８割近くまでがワクチン接種を受け入れた。すべてはコロナに打ち勝つ。日本全体のためにコロナを終わらせようという意識を持って。 残念なことに常に一丸となって戦おうとするこの日本人の美質はコロナを終わらすどころかワクチン接種による決して少なくない被害者を生むだけの結果に終わった。いや実際には終わってはいない。ワクチン接種が今後も続けば被害者は更に増え続けていくのは明らかなのだから。 だから今僕が云いたいのは日本人に特徴的な本来の美質が世界のどの国に対しても誇らしいことであるのは間違いない。ただ今だけは ‘ソコチガウ’ ということに早く気づいてほしい。それだけだ。 人は健康で生きてさえいれば何が起こったとしてもきっと何とかなる。そう信じている。だからこそ命や健康を脅かす可能性があるワクチン接種に対してはこうして警告せざるを得ないのだ。何度でも僕は警告する。