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説明文

ピアノが好きでしょう。ピアノがメインの曲から引き立て役の曲まで、最近めのボカロを適当に詰めました。orangestarとSLAVE.V.V.RとR sound designはチート。 1.Alice in 冷凍庫  イントロのキュルキュル音が冷凍庫感のある曲。余韻たっぷりな間奏に鳴るピアノにはピアノらしい綺麗さ、美しさを感じられる。軽やかなギターとボーカルが癖になり、ひたひたに浸れる。カラオケではラスサビで死ぬ。後奏を飛ばしてしまいがちだが、なんと転調するので聞き逃せない。 2.アイラ  ピアノとロックの相性たるや、という曲。ピアノといえばと思い選曲したが、紹介文を書くにあたってしっかり聞きかえしたらイントロにしかいなかった。マジか。その贅沢さがこの曲のノスタルジーやアンニュイさ(?)を作りあげている。演奏は激しくアップテンポだが、どこか寂しさや不安な雰囲気を漂わせる作曲テクニックの光る曲。 3.神曲  強気なタイトルな訳ではない神曲(しんきょく)。聞いていると殆ど気付かないが、ピアノはほぼ同じメロディを刻んでおり、ボーカルとギターで抑揚、起伏を生み出している。この人は気持ちのいいフレーズを作るのが上手く、ずっと気持ちいい。曲が進むにつれいろいろな表情を見せつけられ、飽きが来ない。 4.ジェンガ  一曲を通してサポートに徹するピアノが見られる。テンポよく音が弾むので聞き馴染みがよく、曲を盛り上げている。この人は何気ない事物に恋愛模様を映すのが上手く、タイトルの物の使い方を見てニヤニヤして欲しい。 5.『んっあっあっ。』  タイトルから調教までトゲトゲに攻め攻めな曲。ラストワンフレーズ以外は全てウィスパーボイスでの歌唱となるため人間が歌いこなすのは非常に難しく、ボカロである意義が強い作りとなっている。イントロのピアノに引き込まれ、ズッシリとギターが襲うがくどさは感じない。 6.プロトディスコ  この人の曲を言語化するのはとても難しい。ただ、お洒落方面に尖った曲調が多いのがぬゆりというPで、この曲も例に漏れず独特な雰囲気と圧倒的盛り上がりを魅せる。やや陰鬱とも言える世界観と、一方でピアノに始まり様々な楽器を用いた明るい 音の多用というギャップが、何重にもこの曲を美しく仕上げている。 7.フォニイ  やはりイントロはピアノソロスタートに激しいドラムと相場が決まっている。この曲は特にあまりにも複雑なメロディの起伏があり、それらをこうも上手く一曲の中に落とし込む技量には脱帽させられる。キャッチーなクラップや電子音、それと現代人なら共感の嵐が起こりそうな歌詞全てが共鳴し相乗効果を生み出している。 8.White Prism  この曲をラストに持ってきたのは、数あるボカロ曲の中でもこの曲のピアノがかなり激しく、主旋律とタメを張るレベルで主役となっていると感じたからだ。この曲におけるピアノは主役からサポートまでを派閥広くこなし、さながらリベロの様な過労死寸前の活躍を見せている。イントロから既に鋭さが突出していて、その勢いを失うことなく一曲が終わるので始めから終わりまで全てが見せ場となっている。
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