怖い話①
これから話すのは、本当のこと。
40年ほど前、トラックを運転していたときの話。
真夜中の運転中の楽しみはラジオを聴くこと。
オールナイトニッポン、セイヤング、走れ歌謡曲とか聴いてました。
中島みゆきがオールナイトニッポンのDJをやってて、中島みゆきは、ギャハハハハって大きな声で良く笑い、けっこうお下劣な話題のハガキ読んでました。
ある夜、車を走らせながら聴いていたオールナイトニッポンのDJはサザンの桑田佳祐。
かかっていた曲が終わった時、たまたまラジオ局に来てた桑田佳祐の音楽友だちが収録スタジオの中に入って来て、その友だちに桑田佳祐が「やあ、元気だった?ガハハハッ」と笑いかけたちょうどその時、ラジオから
『ヴォ~、ヴォ~、ヴォ~~』
と不気味な声が聞こえ、その瞬間、背中じゅうの毛が逆立つのを感じました。
その不気味な声を聴いたその瞬間、悪寒が走り、車を走らせながら横を見たら、なんと、
青山墓地
ぞおっとしました。
生まれて初めて、幽霊というか、霊魂というか、何か、あの世からの声のようなものを聞きました。
青山墓地は、とにかく、よく出るので有名なところのようです。
(終わり)
…もっと見る