「ほんの4分ちょっとの振動の中で、君はどれくらい心揺らしてくれんの?」特に歌詞が素敵。考え抜いて歌詞を書いて伝えようとしている、ということをこう伝えてくるか、と。ベースもkeyも良い。3:30くらいは東京事変。今聞いても素晴らしい。この曲が真骨頂じゃないかと。
須田さんとの取り替えっこアルバム。炎炎のカバーという声に合った曲選も上手いと思う。元曲に勢いがあるのを、さらにパワーアップしている。
その後で聞くジャンキーは正当な延長線上の進化というか。曲も静と動のメリハリがついてソリッドさが増しており、今後も期待できそうな匂いがプンプンする。
そして4番はやっぱりこの曲。このカスタネットの音を喋るというコミカルな歌詞のセンスや曲調はこれまで他になかった。背景のベースやコーラスに注目して聴いても面白い。全般的にツインリードが色々やっててカッコいい。
ベースの牽引するSENTIMENTAL〜はその後のスピーディーな展開が分厚くゴージャス。ゴージャスでありながらシンプルでもあり、歌詞のメッセージがよく通る。keyにドラムが、ギターがどれも効いている。フレデリックは演奏も素敵なのだと。ガン弾きのエンディングは皆んな楽しそう。
そこから夏の大三角、流星群を唄ったエレクトロ曲へ。どこか井上陽水のようなフレデリック版ロック。潮騒の使い方が耳に心地よい。
ブレイク気味のギターは、らしいセンス。「飄々と」「淡々と」と言いながら実際は落ち着かないエモーション。目一杯なんですw
トリはオンリーワンダー。タイトルは「君は君で、君はオンリーワン、ナンバーワンなんだー」という事の略。ダイバーシティ重視な元気の出る応援曲。いいと思う。
…もっと見る