andrew、CarpainterとTREKKIE TRAXのコアメンバーでリレーしている「HAYAMIMI」プレイリスト。今回は、Skrillex主宰「OWSLA」のファミリーレーベルである「NEST HQ」からリリースを果たしている、Masayoshi IimoriがHAYAMIMISTとして登場!
【本人コメント】
僕はいつも一聴しただけでその曲とわかるような第一印象が強い曲を作るようにしたりプレイしているので、その基準を基にインパクトのある曲ばかりをセレクトしました。
●Carnage x Lil Pump - i Shyne
EDMとヒップホップのそれぞれ1番極端なアーティスト同士のコラボレーションが実現しました。この曲を聴けば今、どんなビートが流行っているのか、どんなラップがイケているのかが同時に分かります。
●Masayoshi Iimori - TAP
2017年の元旦にリリースしたEPの表題曲です。分かりやすい声ネタと展開、そして印象に残るリードシンセとまさに僕がインパクト重視で曲を作っているということが分かる1曲になっていると思います。
●QUIX - Sweet Thing
スケールの大きな展開とエクスペリメンタルなドロップ、アンダーグラウンドとメインストリームの狭間にあるような曲です。こちらも1度聴けば癖になること間違いなし。
●Yellow Claw & Stoltenhoff - Beastmode
日本でも人気がどんどん高まってきているYellow Clawの最新EPから衝撃の一曲です。最近ハードな音やトランス由来のレイブサウンドを取り入れるアーティストは多いですが、ここまでやるか!というほどのサイケトランス展開は必聴です。
●GTA & What So Not ft. Tunji Ige - Feel It (Branchez Remix)
フューチャーベースはすっかりメインストリームにのし上がってきましたが、その中でも様々なジャンルを横断するBranchezのクロスオーバーなリミックスです。ダンサブルなドロップから浮遊感のあるシンセが入ってくる展開が気持ちいい。
●Damien N-Drix - Do It
異形のハウスを作り続けるDamien N-Drixの少し前にリリースされた1曲。ダンスミュージックとして機能するように考えられたツール的な曲はDJにとってとても重要なので、この曲も役に立ちます。
●JOYRYDE - NEW BREED (feat. Darnell Williams)
こちらも人気のイギリス人プロデューサーJOYRYDEの癖の強いハウス曲ですが、こちらはよりキャッチーになるようヒップホップの展開を織り交ぜて作られています。後半のダブステップとトラップが合体したような展開もカッコいいです。
●Masayoshi Iimori - Kickin' Up
この曲は往年のエレクトロを取り入れたシンプルな4つ打ちが作りたく、展開を作って行くうちにいつものトラップの要素も欲しくなり珍しくBPMが変化したという経緯で生まれた曲です。こちらもDJの際に便利だと好評です。
●REZZ - Relax
独自のサウンドから現在流行の兆しを見せている100~110BPMのシーンを作り上げた女性プロデューサーREZZのアルバムから。やはりジャンルのオリジネイターほど斬新な曲を作れるということが分かる1曲です。
●Davoodi - Lights Out
僕のサウンドはガバ〜ハードダンスの要素を抜きにしては語れません。ベルギーのハードダンスプロデューサーDavoodiによるトラップ〜ダブステップ〜ハードスタイルを1曲に盛り込んでしまった貪欲な曲です。
●NGHTMRE & Dillon Francis - Another Dimension
こちらは逆にメインストリームを席巻する人気プロデューサー2人による、トラップ側からのハードダンス/レイブへのアプローチになっている1曲です。後半はサウンドはそのまま、まさかのドラムンベースに。
●Gunz For Hire - Armed & Dangerous
マスクのインパクトが強い、本場オランダの僕がもっとも好きなハードスタイルユニットです。ハードスタイルの激しいシンセサウンドでクラシックやシンフォニックメタルのような雰囲気を作りだせるのはこGunz For Hireだけ、唯一無二のメロディーセンスです。
プロフィール:
Masayoshi Iimori
DJ/Trackmaker
1996年生まれのトラックメイカー。トラップを中心としたトラックメイクが目に止まり、日本の気鋭ダンスミュージックレーベル「TREKKIE TRAX」より2015年にデビューEP「Masayoshi iimori - Break It EP」をリリース。その後レイヴィーなベースミュージックを中心に様々な楽曲を制作し、Skrillex, Diplo, Major Lazer, DJ Snake, Mija, Carnage, Anna Lunoe, Nina Las Vegas, UZ, Ookayなど世界の著名プロデューサーからサポートを獲得した。
「KAN TAKAHIKO - NRG (Masayoshi Iimori Remix)」きっかけにSkrillexが主宰する「OWSLA」のファミリーレーベル「NEST HQ」に日本人として初めてインタビューとMini Mixが掲載され、同レーベルより「Masayoshi Iimori - Whirlwind」をリリースした。ほかにもRedBull Thre3Style World ChampionであるShintaroとのコラボ曲「Shintaro & Masayoshi Iimori - Chopper」やMad DecentやBarong Familyからもリリースを行うRawtekとのコラボ曲「Masayoshi Iimori & Rawtek - Mango Beat」、2018年1月にはA-TRAKが主宰するFool's Goldより「Masayoshi Iimori - Hardcore」をリリースした。また同2018年1月にはMad Decentを主宰するDiploがホストを務めるBBC Radio1の人気プログラム「Diplo & Frineds」にも出演を果たした。
またデビュー1年目にしてULTRA JAPAN 2015に出演や2015年12月には所属するTREKKIE TRAXがセルフプロデュースで行った全米ツアー4箇所6公演を大成功させているほか、日夜東京を中心とした世界各国の巨大ベニューにてプレイしている。
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