かなり好き💕
2018.01.21✨
■SOSバンド
ディスコブームが終わった直後の1980年、「テイク・ユア・タイム」が大ヒット(ビルボード一般チャート3位、ディスコチャート4週1位)し、表舞台に飛び出してきました。
軽やかなアップテンポの明るい曲で、同じころに一般チャートで大ヒットしたリップス「ファンキー・タウン」同様、「まだまだディスコいけるじゃん」的な印象を残したわけですな。
というわけで、「テイク」が入ったアルバム「S.O.S.」は文句なく代表作となったわけですが、私は次作「The S.O.S. Band Too」(写真)にちょっと注目したい。
基本旋律はほぼ前作を踏襲しているのですが、個々の曲はこっちの方がより洗練されていると思うのです。
特に2曲目の「Do It Now」(81年)は、80年代のR&B/ファンク系ディスコの超名曲だと勝手に決めています。
アルバムでは1曲目とつながっているのですが、その出だしがいかにも「フロアに行こう!!」みたいな元気の良さなんです。
最初にドラムとホーンセクションが「パンパカパーン」的に入り、続いて男性コーラスが「ドンスター、ドンスター(Don't Stop)!!!」と煽る。
続いて、前奏が終わったところでメリー・デイビスのゴスペルばりの熱血ボーカルがぐいぐいと展開する……といった調子です。
チャートアクションはたいしたことはありませんでしたが、今でも定番のダンスクラシックになっています。
SOSといえば、ローランドのシンセ「TR-808」を駆使するプロダクションチーム「ジミー・ジャム&テリー・ルイス」がプロデュースした「ジャスト・ビー・グッド・トゥー・ミー」(83年)なども有名ですが、この人たちが加わるのは82年から。
「Do It Now」は、そこで再びブレークする直前の佳曲というわけです。
ちなみに私の携帯の着メロもこのDo Itでして、それぐらい思い入れがあります。
SOSバンドクラスだとさすがにCD化もきちんとされています。
「The S.O.S. Band Too」は9曲入り。Do It Nowはたっぷり7分、収録されています。ほかにもダンサー、バラードともに良い曲がそろっていますので、おススメであります。
■BY誰かのブログ■
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