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カーズの最高傑作アルバム「ハートビート・シティ」 The cars(カーズ)は、70年代後半から80年代にかけて活躍したアメリカのロックバンドです。このアルバムは、ロックバンドでありながらポップ寄りの作品が多く、また名バラードありとカーズの集大成的なアルバムになっています。 さて、若い人に「カーズって知ってる?」と聞くと、「知ってるよ。ディズニーのアニメでしょ。」と言われるかもしれません。 でも、これは間違っているようで半分当たっています。何故なら彼らの代表曲「You Might Think」は、カーズつながりで映画「カーズ2」でウィーザーにカバーされているからです。 さて、メンバーは、ボーカルがリック・オケイセック(兼ギター)とベンジャミン・オール(兼ベース)のツイン体制で曲により変えています。 ギターは、エリオット・イーストン、キーボードがグレッグ・ホークス、ドラムがデヴィッド・ロビンソンの計5名です。 ファーストシングルの「You Might Think」(’84年、全米7位、全英88位) 「ユー・マイト・シンク」は彼らの代表曲で、80年代らしいポップで親しみやすい曲です。ただ、PVを見てもわかりますが、いまで言うと女の子にしつこくまとわりつくストーカーみたいな歌詞の曲です。ボーカルのリック・オケイセックがハエになったりして追いかけます。 歌詞はともかく、ポップなこのナンバーは、全米7位と大ヒットしました。当時、日本でもとても流行ったのを覚えています。 また、当時のCG技術をふんだんに使ったコミカルなこのPVは、MTVビデオ・ミュージック・アワードの第1回最優秀ビデオ賞も受賞しています。
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