子どもの頃、故郷の駅裏にサーカスが度々来た。
空中ブランコ、ピエロ、小さな象…楽しさより物悲しさを感じた。
駅に向かう歩道橋の下には、たまに2人の傷痍軍人さんが立っていて、これも物悲しく歌っていた。
1人は片足が無かった。母がそそくさと足早に通り過ぎるよう促していた。
今では考えられない光景だろう。
この手の曲は、マイナーな旋律ゆえか、聴くと当時を思い出し、鼻の奥がツーンと痛くなる。
ヴァージンブルースは戸川純ちゃんも歌っていますよね。
昔、野坂昭如先生はCMによく出ておられました。
『火垂るの墓』、名作ですね。
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