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【ライブショートレポは説明文をスクロール🔽】 日々ライブハウスを駆け巡る、AWA MOSH PITクルーが毎月素晴らしかったアクトをライブレポと一緒にお届け🔥 2022年2月もAWA MOSH PITクルーは多くのライブをチェック。その中から19アクトをピックアップ! 一日も早く制限なく皆でライブを楽しめる日々が戻ってくることを願い、ライブハウスやアーティストへのエールも込めて、今月もこのプレイリストをお届けします。 ライブレポから当日の熱気やバンドの魅力を感じてもらえたら嬉しいです☺︎ 📝AWA MOSH PITクルー ライブレポ 2/3(木) フレデリック@Zepp Haneda :昨年12月から開始した全国ツアーのラストはZepp Hanedaでの2days。初日は「名悪役」で開演し、グッとライブという空間に引き込むと、「KITAKU BEATS」「リリリピート」「オドループ」とアップテンポな人気曲を連投。"カスタネット"のところの手拍子の一体感など「オドループ」のライブでの楽しさは何度体感しても心オドル。フレデリックのライブは声が出せなくても一体感がなくなることがない。それは彼らの音楽性の強みでもあるし、この日は特にMCで本人たちも話した通り、気合いというか闘志のようなものが強く宿っていたからだ。新曲「Wanderlust」は金色の幕をバックに緑のレーザーという新しい表現で披露。本編最後は『2022年フレデリックが一番かっこいいと思ってる曲』と話して「TOMOSHI BEAT」で締めくくった。アンコールでは「YONA YONA DANCE」を和田アキ子とのエピソードも交えながら披露し、羽田をダンスフロアに変えてステージを後にするのだった。 2/5(土) YONA YONA WEEKENDERS@渋谷CLUB QUATTRO :ライブは「思い出in the sky」でスタート。フロアをエモーショナルかつグルーヴィな空間に変えると、続く「君とdrive」では青い照明も相まって海沿いのドライブがイメージできる爽快な空間に。今回の共演を『酒クズおじさんたちとの異色コラボレーション』と言ってフロアを笑顔にするシーンも。YONA YONAの温かい人間性がライブでも垣間見える。中盤は「東京ミッドナイトクルージングクラブ」「R.M.T.T」とミディアムナンバーを続け、アルコール提供はなくともそのサウンドに酔いしれる。ラジオでYAJICOの「FIVE」を流したことが共演のきっかけだと話し、音楽での出会いの尊さとYAJICOへの感謝を伝える。最後は人気曲「SUNRISE」で締めくくり、YAJICO GIRLにバトンを繋ぐのだった。 2/5(土) YAJICO GIRL@渋谷CLUB QUATTRO :この日も [Indoor Newtown Collective] のライトが灯りライブスタート。ノリノリの曲を多く持ってきたと話す通り、1曲目「Better」から「Futura」「セゾン」など序盤から観客を躍らせる。四方颯人のボーカルは、「街の中で」でのファルセットは鳥肌ものだし、「チルドレン」での伸びやかな歌声も印象的。MCではgt.榎本陸が『YONA YONAを意識し始めたのは…』と口走り、四方から『初恋なん?』とツッコまれてムードメーカーっぷりを発揮する一幕も。Vo.四方は『文化や芸術がなくなる可能性があるんだって改めて思ったし、一人ひとりの"好き"という行動で生かされてるってわかった』と話し、この日ライブができていることを喜び、それがバンドのグルーヴにも表れていた。選曲はメンバーも観客も全員で手拍子をする光景が本当に美しかった「Life Goes On」を。 2/10(木) Hakubi@渋谷CLUB QUATTRO :様々なドラマを生んできた「ビバラコーリング」最終日。この日の東京はまさかの雪予報。Vo.片桐がそんな逆境を乗り越えライブハウスにたどり着いた観客に感謝を告げ、ライブは「アカツキ」からスタート。片桐の伸びやかな歌声と壮大なメロディ、サビでのまさに暁のような照明により一瞬でHakubiの世界に引き込まれる。疾走感あふれる「辿る」、ポエトリーリーディングが印象的な「サーチライト」など、言葉を真っ直ぐに届ける。後半のMCでは悲しみの連鎖が続く昨今に触れ『自分の悲しみなんてちっちゃいものだなんて思わないでください。』と語りかけ、ほぼアカペラで「灯」、そして「mirror」へ。絶望の中でも前に進むための勇気が、希望が、Hakubiの音楽には詰まっていた。 2/10(木) 日食なつこ@渋谷CLUB QUATTRO :「ビバラコーリング」2組目で登場したのは日食なつこ。ステージには鍵盤とドラム。この2つの楽器でロックを表現するライブは「水流のロック」で開演すると、鬼の存在をイメージさせる語りから「99鬼夜行」。「大停電」はこのご時世だからこそ歌詞にハッとさせられたし、『白(Hakubi)と黒(黒子首)の間に顔をのぞかせる日食なつこです』という自己紹介も逸品だった。『音楽を守ってください。音楽もあなたたちを守りたいです。』そう語ってからは「音楽のすゝめ」を披露。音楽を愛する全ての人にとっての教科書ともいえるメッセージに心が熱くなる。最後は「ログマロープ」で手拍子の渦も作り、馬鹿な僕らでいさせてくれる素晴らしいライブだった。 2/10(木) 黒子首@渋谷CLUB QUATTRO :「ビバラコーリング」東京編のトリを務めたのは黒子首。1曲目「エンドレスロール」からVo.堀胃あげはの透き通る歌声が炸裂したところで、Dr.田中そい光の『まあ、オオトリーヘップバーンってことでね!』という一言もある意味炸裂。\どっ/ とはならず、「チーム子ども」で雰囲気をひっくり返してから「時間を溶かしてお願いダーリン」。この序盤3曲だけで黒子首の音楽性の幅広さを痛感する。堀胃のアコギカッティングが聴こえたら「Driver」の合図。何度聴いてもこの曲のライブ映えはハンパなくて、この日もミラーボールが回りダンスホール化する。新曲「やさしい怪物」を披露して本編最後は「Champon」。黒子首キャンセルの名古屋公演で共演者全員がカバーした曲だ。ビバラコーリングで最も歌われた、皆で繋いだ楽曲で見事にトリをやり遂げる。アンコールでは「静かな唄」を披露。その歌声は震えていた、でも、その歌声に観客みな心を震わされた。黒子首がもっと大きな怪物になる予感を感じずにはいられないアクトだった。 2/12(土) 崎山蒼志@Spotify O-EAST :崎山蒼志にとって初のバンドツアーファイナル公演。アルバムの1曲目も飾った「船を漕ぐ」でライブはスタートすると、リーガルリリーとの共作曲「過剰/異常」、ギターカッティングが痺れる「Undulation」、最初期の楽曲のバンドアレンジ「Samidare」と続け、完全に彼の世界観にどっぷりと浸らせる。中盤の「Pale Pink」ではギターを置いて、ピンクの照明と点滅するライトの中で踊るように歌い、新たな一面を見せたかと思うと「逆行」や「A Song」は彼の真骨頂ともいえるギター一本でのパフォーマンス。楽曲の振れ幅も、より自由になった歌唱表現もこの数年のことであり、さらなる進化も予感させられる時間だった。アンコールでは石崎ひゅーいが登場。ほっこりする二人のやり取りから共作曲「告白」、石崎ひゅーいの「ひまわり畑の夜」をカバーするなど、最後まで見どころに溢れたライブでった。選曲は力強いバンドサウンドと神々しいほどのオーラを放っていた「嘘じゃない」を。 2/13(日) INNOSENT in FORMAL@渋谷WWW :昨年末にリリースした「INNOSENT 3 ~High purity Mixed juice~」に参加したミュージシャンたちを迎えたスペシャルな一夜は「愛じゃ崇ワナ」で開演。続く「Footloose」「No.1」で観客を熱くさせると、Vo.ぽおるすみすが『このあと秒単位でピーク更新していくんでよろしくどうぞ』と話すと、ここからはquon6、THE PINBALLS中屋智裕、RAU DEFとゲストが次々と登場。さらにはPESを呼び込んで「my peaches」を披露。観客みな手を振って楽しみ、このときばかりはピースフルな一体感がフロアを包む。本編最後の「after song」は手のひらを上下させ、Liveの後 電車の窓に浮かびそうな光景が広がっていた。 2/16(水) マカロニえんぴつ@日本武道館 :プレイリスト公開時点でツアー中のため、レポは非公開。 2/18(金) 月詠み@渋谷WWW X :コンポーザー「ユリイ・カノン」を中心としたプロジェクト、月詠みの1st プレミアムライブ。スクリーンに映る歌詞や楽曲の世界観をより広げる映像が投影される。ボーカルはYueとSERAの2人。1曲目「新世界から」はツインボーカルでグッと引き込み、2曲目以降はYueとSERAがそれぞれの楽曲を表現していく。「真昼の月明かり」などはライブ感もあり、クラップで一体感が生まれるシーンも。ボーカルの歌唱力にもメンバーの演奏力にも驚かされたが、根本にあるのは何と言っても楽曲の強さだ。邦ロックリスナーにも確実に刺さるサウンドだと感じた。アンコールでは最新曲「生きるよすが」も披露。鍵盤とギターが疾走感を生み出し、そのサウンドに乗るYueの歌声にも説得力があった。月詠みのこれからの躍進が楽しみだ。 2/22(火) Tempalay@TOKYO DOME CITY HALL :打ち上げで寿司を食べたいという小原綾斗(Vo/Gt)の想いから「寿司」という何ともシュールなタイトルで開催されたバンド初のホールワンマン。演奏はサポート常連のBREIMEN の高木祥太に加え、NIKO NIKO TAN TAN のOchan を新たに迎えた5 人体制となり、演出はPERIMETRON の佐々木集が担当した豪華な布陣。新旧満遍なく届けられたセットリストの中でも際立っていたのは、ライブ中盤で披露された「カンガルーも考えている」。繊細さと壮大さ共にサウンドスケープに酔いしれた夜だった。 2/24(木) LAYRUS LOOP@下北沢シャングリラ :UK.PROJECTによるツーマンイベント「ONE ON ONE」に大阪を中心に活動中、LAYRUS LOOP(レイルスループ)がO.Aで登場。まだ東京でのライブも数回ということで、アーティスト写真など限られた情報からポップな印象を持っていたが、ライブは随所にロックを感じるサウンド。そこに耳馴染みの良いメロディとVo.オオトシ ユリヤの伸びやかな歌声が重なる。『大阪からきました!オープニングアクトのLAYRUS LOOPです!』と初々しく挨拶したあと、デビュー曲「良い男」へ。等身大な歌詞とキャッチーなメロディで観客を惹きつける。最後は疾走感ある「スーパーヒーロー」を披露し、十分なポテンシャルの高さを見せるアクトだった。 2/24(木) kobore@下北沢シャングリラ :ツーマンイベント「ONE ON ONE」にkoboreが登場。『ようこそ下北のど真ん中へ。そこから遠く離れた府中というところからきましたkoboreです!』と挨拶すると、しばらくメンバー全員で音を鳴らした後、噛みしめるように歌い始めたのは「ヨルヲムカエニ」。Vo.佐藤赳の力強く伸びやかなボーカルで一気に引き込むと、人気曲「FULLTEN」「ダイヤモンド」などでさらに一段階ボルテージを上げる。MCでは世界情勢やコロナ禍である現状に触れ、『距離も音楽で埋められる気がするんですよね。明るい方を選ぼう。明るい方を未来と呼ぼう!』会場にいた全てのミュージックラバーの涙腺を刺激するMCのあと披露された「夜空になりたくて」は格別だった。「爆音の鳴る場所で」で再び熱量を最大にしたあと、締めくくりは「ヨルノカタスミ」。最後に "窓に光が射した" と歌い上げて照明が煌々と照らした景色、本当に美しかった。 2/24(木) BIGMAMA@下北沢シャングリラ :ツーマンイベント「ONE ON ONE」のトリはBIGMAMA。この日はすでに彼らのライブに欠かせない1曲となっている「The Naked King」で開演。ラスサビ前の "美しき我が人生を!" で皆一斉に拳を上げる光景が美しく、開演数分でフロアが一つになる。「Paper-craft」では東出真緒のバイオリンが冴え渡り観客を魅了すると、「秘密」「Strawberry Feels」と人気曲を連発。バイオリンとギターが混ざり合う唯一無二のロックが鳴り響く中、Vo.金井政人が『あなたの全てを肯定します!』と叫ぶと「YESMAN」へ。サビのYESのところで観客みなステージに手をかざす。「SPECIALS」ではフロア全体で「僕らはSPECIALSだ」と言わんばかりに拳を突き上げる。怒涛のセトリでとんでもなく多幸感に包まれたライブ、最後は新曲「Let it beat」。疾走感あるアンセミックなナンバーでイベントを締めくくった。 2/27(日) Bye-Bye-Handの方程式@Spotify O-EAST :No Big Deal Recordsの10周年イベントにトップバッターとして登場したBye-Bye-Handの方程式。ライブは「midnight parade」でスタートするとすぐにバイハンの熱きロックがフロアに広がる。「romance tower」「ロックンロール・スーパーノヴァ」と続け、観客に拳を下ろす暇を与えない。そこからバラードでグッと観客を惹きつけると、最後のMCでは、裏方の人たちへの感謝を伝えつつ、こう話した。『Twitterで親にあんな場所に行くなと反対されてる子も見ました。ここがどんな場所か教えてあげるよ!』このMCから最後に披露された「あの子と宇宙に夢中な僕ら」はまさに歌詞の通り、正面玄関を蹴飛ばすようなロックで観客を完全にノックアウトするのだった。 2/27(日) 藍色アポロ@Spotify O-EAST :No Big Deal Recordsの10周年イベントに藍色アポロが登場。ライブ定番の「カゲロウ37℃」、「その白さ」と続け、2000年代ギターロックサウンドを高らかに鳴らす。MCでは同世代のバイハンがメインステージで、自分たちがNo Big Deal(たいしたことない)ステージであることに『腹立つなー!笑』と漏らすシーンも。『本当にたいしたことないか、たいしたことあるか確かめていってください!』そう力強く宣言すると、耳に残るメロディが印象的な「young boy to you」、哀愁感じる「色褪せる」とバンドの表情豊かな面を見せる。後半は疾走感ある「ペダル」「限界高速」で締めくくる。完全にロックファンのハートを掴む、たいしたことあるライブになった。 2/27(日) INNOSENT in FORMAL@Spotify O-EAST :No Big Deal Recordsの10周年イベントに登場したINNOSENT in FORMAL。リハの「Highway」からそのまま「Footloose」で本編スタート。1曲目からフロアは手を上げたり、飛び跳ねたり自由な空間に。"No Big Deal 10周年 今日は一度だけ"と歌詞もアレンジして祝福。Vo.ぽおるすみすが「No Big Dealに所属するきっかけになったバンドのギタリスト」と紹介し、THE PINBALLSの中屋智裕を呼び込み「Jackin' Rock Beats」を披露。この日のイノセンは「Drug & Rock'n'Roll」「Junkie's never enough」とロック全開でフロアを沸かせる。『思うようにいかないことのほうが多いけど、思うままに生きてほしいと思う。No Big Dealは思うままに音楽をやらせてくれる素敵なレーベルです。』そう感謝を告げて、締めくくりは「思うまま」。海の向こうで不安なニュースもある中、この日の最後に「思うまま」を選んだのがイノセンからのメッセージそのものだったのだと感じた。 2/27(日) peeto@Spotify O-EAST :No Big Deal Recordsの10周年イベントに登場した、千葉県柏発ロックバンドpeeto。リハでは「Fallin'」などチルなサウンドを奏でていたが、本編では「FADE OUT」「Bible」などグルービーなロックを次々と鳴らす。観客も気持ちよさそうに身体を揺らし音に酔いしれる。新曲「WORLD」は声を出せる日が待ち遠しくなるナンバーだが、この日はシンガロング部分もみんな手拍子で盛り上がっていく。自分たちがこれからこのレーベルを支えていく、そんな決意を話し、最後は「LOVE YOU BABY」で今日できたfriendsたちを盛り上げ、ステージを去るのだった。 2/27(日) PLOT SCRAPS@Spotify O-EAST :No Big Deal Recordsの10周年イベントにPLOT SCRAPSが登場すると身体を温めるように、まず全員で楽器をかき鳴らす。『PLOT SCRAPSです!10周年おめでとうございます!最後までよろしく!』そう挨拶してこの日の1曲目は「一等星」。青い照明に照らされたステージからエモーショナルなロックを響かせると、ライブ定番の「Teardrop」で疾走感をさらに増幅させる。『ライブをしていても海外の悲しいニュースが頭を駆け巡ってしまって…やさしい気持ちになれるような音楽を。僕らのやり方で。』そうVo.陶山良太が話して披露されたのは「リブラ」。バンドの想いに共鳴した観客たちの拳が上がっていく。きっとこれからもPLOTとファンたちは与えては与えられて、そんな関係でより大きくなっていくんだろうなと感じるライブだった。
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