時に激しい歌声でどこまでも官能的に…時に傷ついた心を優しく慰めてくれる、そんな音楽パワーあふれる極上のR&B作品を選びました。
So Sick / Ne-Yo
MVの寒々しい雪原の印象がとても強くて選びました。イントロの物悲しいハープのアルペジオと景色がマッチしていますね。
Perfect Gentleman / AVANT
「パーフェクト・ジェントルメン」なんてともすれば滑稽に見えるぐらいもの凄い自信ですが、それを憶気もなく言ってのけるR&Bの世界観が大好きです。アヴァーントの甘い歌声もさることながら、コードの展開がとてもスリリングで僕にとってまさにパーフェクトな一曲です。
Don't Take Your Love Away /AVANT
打って変わって弱気なアヴァーントの楽曲も素晴らしいのでご紹介します。MVでは暖炉を背に歌うシーンもあり、生楽器の暖かい演奏も相まってすごくほっこりします。浮気の曲ですけど。
ハッピー・ソング(トゥナイト) / ブラックストリート
名匠テディ・ライリー率いるブラックストリートの楽曲の中でもひときわクラシックな手触りのこの楽曲はエリック・クラプトン「Change The World」の共作者としても有名なトミー・シムズとテディとの合作。重厚なコーラスワークと芳醇なメロディラインに身も心も暖かくなります。
Pleased Tonight / デイヴ・ホリスター
そんなブラックストリートの1stアルバムにも参加していた シルキーな歌声が持ち味の男性R&Bシンガーによる、暑苦しいまでにド直球の性愛賛歌…と思いきや「モータウンにスモーキー(ロビンソン)が不可欠だったように、君には俺が必要」という素敵な比喩表現に、ソウルミュージック愛好家として心くすぐられる一曲。
Voice / MIHIRO ~マイロ~
テディ・ライリーも認めた日本人のシンガーMIHIRO ~マイロ~(現在はMhiroに改名)の歌唱が心ゆくまで堪能できるジャパニーズ・クラシック。ゴスペルの雰囲気を存分にまとったこの楽曲はこの時期にピッタリですね。手前味噌な話になりますが、ブリッジのあたりで僕のエロピが炸裂しています。
Lights Down Low / Bobby V.
冬の人肌寂しい季節には極上のスロウジャムが聴きたくなるもの…ボビー・ヴァレンティノ(現在はボビー・Vに改名)のこれは時が経つにつれて自然と聞く機会が増えていく一曲でした。2005年にヒットした”Slow Down”と同じアルバムに入ってますが、僕は断然こちらの曲の方が好みでした。控えめなハープのアルペジオがじわじわと効いてます。
Say Yes (album version) / Floetly
解散したり、激やせしたり、丸坊主になったり、急に仲良くなって再結成してみたり…その動向から常に目が離せない女性デュオ・フロエトリーの代表曲。マイナー11thが三つ続くセクシーなコード進行にがっつり心奪われて、リリースされた当時はこればかり弾いてました。
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