再編集させて頂きました。
バイトで貯めた金を握りしめ、サーフボードを買いました。
フィシュテールのツインフィン…
今思えば、初心者🔰の買う板ではないよね。😁
何も知らない私は、梅田のスポーツ用品店で言われるがままに買い、サービスで、ウエット地のベストとセックスワックス、リーシュコードを貰いました。
本屋でサーフィン入門書を買い、読みました。
次の週末、終電の南海電車で和歌山の磯ノ浦に行きました。
5月の夜はまだ寒く、海開き前の海の家の軒下で、ボードケースの中に入り震えながら朝が来るのを待ちました。
夜が明け、目が覚めたら…波があり、サーファーが海に入っていたので、5月の海にトランクスともらったベストをきて、入りました。
とんでもなく冷たい海水、初めてのサーフィン…
「邪魔や❗」と罵倒され、寒さもあり1時間ほどで海から上がりました。
悔しいやら、情けないやらで、泣きました。💧
濡れているから、泣いていても、周りには気づかれません。
1人やったしね…
泣きながら、砂浜で…上級者の波乗りをずーっと、飯も食わずに1日見ていました。
潮の香りと、セックスワックスの香りが忘れられない日になりました。
ほろ苦い、波乗りデビュー戦のお話です😖
当時…杏里の「砂浜」を電車での海の行き帰りに、カセットウォークマンでずっと聴いていたから…
聴くと泣けてきます😢
仲間と出逢うまで、一人で毎週、海に
通っていた…
甘酸っぱい思い出です…。
「音楽と共にあらんことを…」
from「oshiri´s bar」
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