サイモンセッズとフルーツガム

サイモンセッズは ゲーム。 マネっこする遊びだった。そこそこ面白かった。 当時、フルーツ味のガムがあって とても良い香りがした。 甘い甘い香り。黄色のパッケージ。 ケーキなど 滅多に買って貰えなかった。 バタークリームに 甘〜い砂糖漬けのフルーツ。 赤はチェリー。緑はフキ。鮮やかな色だった。 いざ『さあ どうぞ』と出されても、思ったより食べられない。 スポンジ部分は ポロポロ。 クリームは こってり甘く しつこい。 ほんの数口食べて 残していた。 今のケーキは ふんわり。甘さ控えめ。 クリームは生で、これも甘さを抑えて食べやすい。 コンビニのでも すごく美味しい。 でも たまーに、あの懐かしいケーキが食べたくなる。 食べたら、きっと 胸が焼けるだろう。 ポロポロこぼれて 食べづらいだろう。 あのフルーツガムは 消えたのだろうか。 コーヒーガムも 見なくなって久しい。 サイモンセッズを聴くと、フルーツガムの懐かしい香りが よみがえる。 音とセットでの わたしの思い出。 曲…古いにも ほどがある。 わかっているけれど、過去のリストを見ると こんなのばかり。 おじさん、おばさんには 耳覚えある曲。 聴いたら『あぁ〜…』って。 でしょ？www