“ 大正ロマン ”
テラスの飛び石を歩き
ガラス窓のある厚めの扉
吊るされた鐘を鳴らして
迎えてくれたのは
老夫婦の経営者で
暖炉のある小さなロビーは
使っているのではないかと
そんなふうに思える黒電話
大きな掛け時計
ダークブラウンを貴重にした
どこか大正時代を思わせる内装
夕食は18:30からこちらのテーブルで
オーク材の六人がけで一枚板のよう
部屋の鍵をもらって
二階の角部屋を案内してもらった
やっぱり大正を思わせる室内
エアコンは新しそうで嬉しい
窓は開き戸で
桟橋の街を見下ろせる
セミダブルのベッドも
とても寝心地がよさそうだ
夕食までまだ間があるな
荷をほどいてベッドに倒れ込んで
ほんの少しまどろみ 夢を見る …
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