立春を迎えても…
まだ風は冷たく…
風向きも北よりの風。
けれど…
部屋の窓に写る、白みかけた空の時間は…
毎日、少しづつではあるものの…
早くなりつつある。
凍てつく朝も…
陽が暮れる夕方も…
まだまだ寒いけれど…
確実に春は近付く。
花の咲き乱れ…
生命の息吹きを感じる春は…
そこまで来ている。
陽の光がすべてを包み込む時間が…
あと少し…
私は
いつものように、あなたを想う。
この朝陽が顔を出す前の空を眺める度に…
あなたを感じる…
愛しい人よ…
あなたも感じていますか…
季節の移り変わりを。
あなたも見えてますか…
この空を…
いつも…
「音楽と共にあらんことを…」
from「oshiri ' s bar」
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