臆病な性質のペンギンは常に集団で行動することによって外敵から個々の命や生活圏を守って生活しています。しかも意外なことに常に群れの中で生活する彼らには特定のリーダーやボスはいません。
彼らの危機管理における集団理論は例えば群れに外敵が近づいてきた場合最初に危険を察知した者が逃げ出しそれに追随するように群れ全体が慌てて逃避行動をとります。餌を捕るために海に飛び込む際もそこにはトドやアザラシといった天敵がいるかもしれない。互いに牽制し合いながら最初に勇気も持って飛び込むペンギンがいてようやく残りのペンギンが雪崩を打つように次々と後に続いていきます。
これがリーダーなきペンギン社会の危機管理上の集団理論ですがまるで今の日本社会そのもののような気がします。
情けないことですがこの国のトップには真のリーダーはいません。当然ながらこの国の危機管理はペンギン社会のそれのように脆弱にならざるを得ません。石油価格が高騰して久しいですが政府は何一つ効果的な措置を取ろうともしません。物価高が益々進んでいくのを分かっていながらこれについても全く。一時的にでも消費税を下げるなり撤廃するなりすれば国民も楽なものを。再エネに馬鹿の一つ覚えのように固執するあまり電力不足に陥り国民に節電を呼び掛ける情けない有り様。エネルギーの安定供給は国の大事な役目でしょうに。このように日本政府は自らの無策失態のつけをすべて国民に押しつけることしかしていません。真のリーダー不在のこれが我が日本政府の実態です。
このような政府に対して我が国民はどうかと云えば未だにマスク一つも外せない臆病者。本当にウイルスを怖がっているのか他人に対する思いやりのつもりか分かりませんがいずれにしても他人の目を気にし常に互いの顔色をうかがっているかのようなそのすでに日常化した態度─臆病を顔に貼り付けたようなそのマスク姿はどう見てもペンギンスタイルとしか思えません。こう周りを見渡してね。外すんか?外さんのか?…外さんのかい~😂ツッテネ。そのペンギンぶり。もう大概終わりにしませんかね。
ペンギンペンギンって何やらペンギンをディスっているような口振りになってますが僕はペンギン好きですよ。だってぇ。可愛らしいじゃないですかぁ。ペンギンってぇ🥺
僕ら日本国民が今やリーダーなきペンギン集団であることは最早逃れようのない事実です。ですがいかに僕らがリーダーなきペンギン集団であったとしてもその一方で最初に海に飛び込む勇気あるファーストペンギンの存在を忘れてはいけません。
現在僕らは知らないうちに勇気あるファーストペンギンの恩恵を蒙っていることに気づいていますか?そのファーストペンギンの名はグローバルダイニング社。─彼らは飲食店に対する時短要請(という名の強制)は違法であるとして東京都及び小池百合子都知事を被告として提訴していたのですがその結果時短要請は違法であるという判決が下されたのでした。それが丁度参議院選挙の終わり頃でしたか。つまりコロナ第7波の手前ですね。参院選が終わるのを見計らったように第7波が予想通り来ましたが政府は従来のようにマンボウやら緊急事態やらの馬鹿げた措置は取りませんでしたね。実際には取りづらい状況にあったというのが正しいと思います。何しろ裁判の判決がすでに違法と確定してしまったのですから。つまり今僕らが世界一の新規感染者数を叩き出すほどの状況にありながら通常通りの生活をしていられるのもグローバルダイニング社というファーストペンギンのおかげだとも云えるのです。
ただ惜しむらくはこの通常通りの生活と合わせて僕ら残りのペンギンがマスクを剥ぎ取ることが出来さえすれば今や性懲りもなく阿呆のように騒いでいるのはマスコミだけという面白い状況が見られるんですがね。残念なことです。
政治の世界にも今回一議席の獲得にとどまりましたが参政党という国政政党が誕生し又議席は取れませんでしたがごぼうの党という政治団体も出来ました。彼らも勇気あるファーストペンギンです。
僕ら悲しきペンギン集団は今後間違っても現日本政府の後ろを呑気にヨチヨチとついていってはいけません。彼らは無策無能のアンポンタンに過ぎません。それどころか日本を終わらせるために存在しているような亡国の集団です。
たとえ僕らが臆病なペンギンの性質から逃れられないとしてもせめて僕らのリーダーたるべき存在に対しては充分に見極められる目を持たなければなりません。でなければ僕らは無能なリーダー諸とも外から襲い来るトドやアザラシに喰われて終わるでしょう。
そんな最後を迎えるよりも出来ることなら僕ら一人一人がそれぞれの集団の中のファーストペンギンとなってこの変な軌道に乗せられた世の中を少しずつでも修正していく行動を起こされることを心から願っています。そうやってみんなの意識を自他ともに変えていけたら世の中が動かないわけはないと僕は信じています。
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