愛しのサイテー男。好きになった私が負け…？

・「彼女にはしない」と言い切ったアイツ。きっと本命の娘がいる。私が友達に相談すると、決まって言われる台詞は同じ。私だって気付いてるよ。でも好きな気持ちが消せない。「会いたいよ」さえも言い出せないほど、アイツが好きなんだもん。//・君は自分のことを「つまらない俺」と言う。私が君のことを干渉も束縛もしないのは、君を失うのが怖くて言えないだけなんだよ。なんとなく分かってるんでしょ？お互いの言えない想い。私のこと、もう一度 見つめ直してよ。//・「お互い ただの遊び」それが本音？アナタはいつものノリで、私は一瞬の気まぐれ。この部屋を出れば それぞれの顔に戻るけど…本当は私、アナタを離したくないの。ねぇ、ずっと離れられないように アナタで私の中を満たしてよ。//・「愛しい罪」だなんて、あの人の唇から溢れた甘美な言葉を、嘘でも良いから信じていたかった。他のヒトを触るその体の１つ１つを、壊してやりたい。甘い言葉も、優しい態度もいらない。私はただ、たった１つの信じられる証が欲しいだけなんだよ。