誰にとっても好きなアーティストの歌というのは共に時代を駆け抜ける色褪せない名曲だと思います。
わたしにとってglobeのこの8選はまさにそれです。時代に寄り添う音楽ではなく、時代を作る音楽でもない。人の生きていく中で心の変わらない部分を曲として具現化してると思います。
それだけならプロの音楽家はいままでもこれからもそう心掛けてきた人はたくさんいたと思います。ずっと変わらず誰かを助け、癒し愛される音楽を作ること。それは曲作りに携わる人にとってはきっと永遠のテーマ。
globeのわたしを魅了する特殊さは小室哲哉の作りだす音にあります。
詞に思いを書くのではなく曲に思いを書いているような音のチョイスとメロディライン。歌詞で主張するより、歌詞はメロディが伝えたいことの補助のよう。
特に恋の甘い傷みを歌ったSWEET PAINは恋の切なさやこれからの2人の未来の明るさを音で綺麗に表していてオケだけしか知らなかったとしても曲の伝いたい誰かを思う胸騒ぎが伝わります。
今回の8曲はわたしがglobeを好きになってから普遍的に好きなsongs
時代の移り変わる刹那や目の前に拡がる現実に対する疑念と苛立ち。
外には出せない心の中だけの不良性
忘れたくない思い出と誰にも言えない孤独。
あなたの名前を聞いただけでこの胸は張り裂けそうだと激しく昂る想い
付き合っていて至極当たり前のことなのに、本当にそれが叶えられているのか「あなたのことが好きだから あなたにも好きでいてほしい」と願うlovesong
大事な人を思う優しさや慈しみ
恋が愛に変わる瞬間
人が人である限り変わらない心の恒久性はきっとこれからも変わらない
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