HAPPY NEW YEAR 2021 🎊
ヒゲダンがニューシングルのリリースを情報解禁、東京事変が2021年活動継続&アルバム制作を発表するなど、年明けと同時に2021年の音楽シーンも走り出しましたが、その前に昨年のNHK紅白歌合戦を振り返っておきましょう。
当時のパフォーマンスを説明文で回想いただきながらどうぞ。
🚩ブッダのように私は死んだ / 坂本冬美
桑田佳祐プロデュース曲を披露ということで「桑畑さん」として桑田本人が映像出演。口上も桑田佳祐が担当し、楽曲の世界観を盛り上げる。演歌じゃないということで衣装もいつもの着物ではなく新鮮で、歌声は圧巻で引き込まれた。風に吹かれる姿は副音声の山ちゃん曰く「しっとりとしたT.M.Revolution」。
🏳星影のエール / GReeeeN
覆面グループを貫くGReeeeNが連続テレビ小説『エール』のコーナーの流れで登場。ただ、ステージの人影は生身ではなくAR。地上波で顔を出すのは初だが、そう来たかと。無観客だからこその演出で場を沸かせた。『エール』主題歌に続き、東日本大震災へのコメントとともに「キセキ」も披露。
🏳カイト / 嵐
無観客ライブの会場から中継で登場。2020年コロナに見舞われた街や人の映像をバックに熱唱。間奏では一人ひとりがメッセージ。
🟥櫻井翔
小さなカイトに今、時代の風が容赦無く吹き付けているかのようです。昨年1月に活動をあと2年だけと発表し、夢を掲げて懸命に走り続けた僕たちも戸惑いと絶望に襲われました。
🟦大野智
大事な人を突然失って、呆然としたメンバーもいました。でもそんな僕らのそばで、消えずにいてくれたものがありました。たくさんの熱い声援と希望を語り続ける歌。そして嵐という、奇跡のような場所です。
🟩相葉雅紀
おかげで僕たちは、もっともっと深い悲しみに苦しんでいる人々に想いをよせる方へと舵を切ることができるようになりました。
🟨二宮和也
叶わなかった夢も嵐の21年の歴史の一部です。そこにはこの時間で学んだ知恵や勇気、慰めや思いやり、全てしっかり記しておこうと思います。
🟪松本潤
あと2時間あまりで、僕たちの嵐は一旦止みます。嵐が去った後に、虹のかかった美しい空がどうか皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと信じて。
メンバーのメッセージが頭を巡る中、次に披露された「君のうた」も涙なしでは観られなかった。
🚩炎 / LiSA
2020年社会現象となった「鬼滅の刃」の紹介VTRからメドレーで主題歌2曲を披露。「紅蓮華」で躍動感あるパフォーマンスを見せたあと、"胸を張って生きろ 心を燃やせ" と煉獄さんの声が響き、「炎」へ。劇場版の名シーンとともに、まさに炎のような熱を帯びたような歌声で会場を包んだ。
🏳I LOVE... / Official髭男dism
年末の歌番組にほとんど姿を見せなかったヒゲダンが満を持して登場。紅白という舞台でも国民的バンドとなったその実力を発揮。Vo.藤原聡の伸びやかな歌声はもちろん、間奏で画面に映っている全員が手拍子で盛り上げるシーンもグッときた。
🚩夜に駆ける / YOASOBI
地上波で初の生歌披露。小説テーマのユニットらしく、本が積まれた角川武蔵野ミュージアムでパフォーマンス。ネット発と言われるが、初の紅白でも堂々としたパフォーマンスを見せつけた。なお、副音声会場では出番待ちのPerfumeがダンスを繰り広げ、ときよりあ~ちゃんの歌声も聴こえるハッピームードに。
🚩うるうるうるう / 東京事変
メンバーみな和装で登場。笠を被ったダンサーが舞い踊り、金の紙吹雪が舞って、これぞ紅白というゴージャスさと和の趣を合体させたステージ。ステージに負けないくらい椎名林檎の瞳がキラキラと輝いているのも魅力的だった。そこから一転、歌唱後に昔からよく知る二階堂ふみの司会を讃えてコメントする姿は母親のようで、それも微笑ましかった。
🏳田園 / 玉置浩二
紅白前日に出演が発表され、24年ぶりの出演となった玉置浩二。オーケストラとの共演で大ヒット曲「田園」。大泉洋にとって同郷のスターが念願の出演。「生きていくんだ、それでいいんだ。玉置浩二さんで『田園』です」と感動の面持ちで曲振り。コロナ禍でこの曲の歌詞はとんでもないパワーを放つことを思い知らさせ、もはやマイク不要の声量で圧倒してみせた。
星野源の「うちでおどろう」大晦日バージョンも、追加された歌詞・演奏メンバーともに素敵だった。配信希望。
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