電線を辿ると夕焼けた空 手を振りかえして駅へと急ぐ 約束もできないこんな僕だから ばったり白々しく会えるように 急げあと少し、心臓の音が 踏切の音に掻き消されて また僕達はすれ違うんだね それすらも君は気づかないんだね 過ぎてく電車に君をみても 言い聞かせる、ごく些細な事さ 泣きたいくらい、ただ些細な事さ ホームはがらんと閑散として イヤフォンをつけたら僕だけの世界 肩を叩かれて振り返ると 君がいるなんて できすぎた話 目が合うだけで期待してる 抱えた気持ちが溢れそうになる 手を繋ぐ2人は笑って 前を過ぎる、あぁ些細な事さ 些細な事かい、 なぁそんなんじゃない 微睡み頷く、疲れた顔の人がいる 目を擦り1人で帰る、 僕だけじゃない いつものように歌を歌おう 明るくないけど、寂しくもない歌 沈んでく街に星が綺麗 君も見てるだろう、些細な事さ 明日会えたら、何を話そう 明日会えたら、約束をしよう