背中を追いかけたあの夏には いまさら 戻れないの 涼しげな夜は 一息ついて 忙しなく過ぎた日々 思い出す 懐かしい曲を 口ずさんでみた あの夏の切ない恋と 賑やかな祭りに足を向けて 君の好きなりんご飴をひとつ ふいに意識して期待しすぎてる 馬鹿だな、友達なのに 見かけた ふたりで歩く 浴衣の姿 その隣は誰ですか 短冊に書いた願いは 叶ったけど 背中を追いかけたあの夏には 抑えきれない 一途な恋が 忘れない 会いたいなんてもう言わないから 刹那く 消えた夜に 嘆くの 君の恋と私の後悔を 涙で流して 忘れたいのに 心許なくて 抜け出せないから 今でも、願ってしまう いつしか 数パーセント 泡に紛れた 甘い炭酸水でも 飲み込めない この気持ちは苦すぎて 背中を追いかけた あの夏には 隠しきれない 溢れる涙 いつまでも 会いたいなんてもう言わないから 焦がれた 夏が過ぎて 最後に消えていったあの花火は 二度と咲かない 私の恋で バカみたい 素直に伝えたら 良かったのかな いまさら、戻れないよ 背中を追いかけたあの夏には 抑えきれない 一途な恋が いつまでも 会いたいなんてもう言わないから 刹那く 消えた夜に 願うの