許されるなら誰かの女になっても あのね、、 ごまかせないわ 許されるならあなたの女になっても いいですか、、 満たされはしないでしょうに 気づかないふりもできた、 女人目はばからず 新宿慕情、、、 交錯し絡むその瞳の奥、 吸い込まれ遠のく意識。 忘却に苛立つ。 死ぬには早く生きるには足りない。 心が揺れたりも今はしない。 淡々と生きるそれは惰性のままに、 時代おくれ、おとぎの物語。 映画のように 選べない結末の不幸たるや否や。 それが腐る愛ならとわかっていても 喰らい合う性。 綺麗には見れない、覗き合うから。 許されるなら二人きりに、、 話すこと探すのよ。 許されるなら誰かの女になっても あのね、、 ごまかせないわ 許されるならあなたの女になっても いいですか、、 満たされはしないでしょうに 死んだ女には娘がいた。 大人びた仕草。 泣きもせずまるでマチルダ。 棺の前、俺を睨む小さな殺し屋。 いつか殺せと生かすことにした。 死にたいわけではない、 生きたいわけでもない。 言い訳もないし潔く死にたい。 生きて詫びれるとは思いません。 幾度何度と夢は見てます。 小説より奇なるものは神か悪魔か、 誰の仕業だとて街は笑うから、、 と、叶う祈りに情念は陽炎。 重ねた手と裏腹な心、、、 許されるなら、どこかこのまま 二人きり、落ちましょう 許されるなら誰かを殺してでも あのね、、 ごまかせないわ 許されるならあなたを殺したい いいですか、、 満たされたりしないでしょうか。