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鉄道唱歌 1番~21番 (スーツ版)

Track byスーツ

624
11
  • 2022.12.30
  • 7:51
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歌詞

汽笛一聲新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入りのこる 月を旅路の友として 右は高輪泉岳寺 四十七士の墓どころ 雪は消えても消えのこる 名は千載の後までも 窓より近く品川の 臺場も見えて波白く 海のあなたにうすがすむ 山は上總か房州か 梅に名をえし大森を すぐれば早も川崎の 大師河原は程ちかし 急げや電氣の道すぐに 鶴見神奈川あとにして ゆけば横濱ステーシヨン 湊を見れば百舟の 煙は空をこがすまで 横須賀ゆきは乘替と 呼ばれておるゝ大船の つぎは鎌倉鶴が岡 源氏の古跡や尋ね見ん 八幡宮の石段に 立てる一木の大鴨脚樹 別當公曉のかくれしと 歴史にあるは此蔭よ こゝに開きし頼朝が 幕府のあとは何かたぞ 松風さむく日は暮れて こたへぬ石碑は苔あをし 北は圓覺建長寺 南は大佛星月夜 片瀬腰越江の島も たゞ半日の道ぞかし 汽車より逗子をながめつゝ はや横須賀に着きにけり 見よやドツクに集まりし わが軍艦の壯大を 支線をあとに立ちかへり わたる相模の馬入川 海水浴に名を得たる 大磯みえて波すゞし 國府津おるれば馬車在りて 酒匂小田原とほからず 箱根八里の山道も あれ見よ雲の間より いでゝはくゞるトン子ルの 前後は山北小山驛 今もわすれぬ鐵橋の 下ゆく水のおもしろさ はるかにみえし富士の嶺は はや我そばに來りたり 雪の冠雲の帶 いつもけだかき姿にて こゝぞ御殿場夏ならば われも登山をこゝろみん 高さは一萬數千尺 十三州もたゞ一目 三島は近年ひらけたる 豆相線路のわかれみち 驛には此地の名をえたる 官幣大社の宮居あり 沼津の海に聞えたる 里は牛伏我入道 春は花さく桃のころ 夏はすゞしき海のそば 鳥の羽音におどろきし 平家の話は昔にて 今は汽車ゆく富士川を 下るは身延の歸り舟 世に名も高き興津鯛 鐘の音ひゞく清見寺 清水につゞく江尻より ゆけば程なき久能山 三保の松原田子の浦 さかさにうつる富士の嶺を 波にながむる舟人は 夏も冬とや思ふらん 駿州一の大都會 靜岡いでゝ阿部川を わたればこゝぞ宇津の谷の 山きりぬきし洞の道

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