帰り道見慣れた公園に あの頃の面影を眺めてた 変わってしまったんだろうか 古い音楽に町は黄昏て 別れ際照れ臭そうに 夢を話してくれた君は 幸せに暮らしているかな 気付けば日も暮れ始めた 今更懐かしい人のこと 訳もなく考えているのは ふとしたことだから 明日にはもう忘れているだろう 錆び付いたフェンスに凭れて 通り行く人影に震えてる この歳になってもまだ 人目ばかりを窺いながら 今夜も愛想笑いの お酒に酔わされ流されて 真面目なフリだけは 一人前の俺さ 逃したあの日々を 青春を今でも 取り戻したいけれど 嗚呼また満たされた 気になって ただ思い出が優しく ぼやける星空に包まれて 今日も眠りに就くのさ