この頃会えないね 電話もくれないね このままで想い出は とぎれてしまうの 窓が開いたままよ シャツは脱ぎ捨てたままね どこへ出かけてるの 少し片づけてあげる ちいさな鍵がひとつ ふたりをつないでいた かなり 大きすぎるけれど パジャマを借りるね ドアをたたく風の音に 何度もふり向くの やっぱりさみしくなる 早く帰ってきて 出逢った時のこと 今でも覚えてる 6月の雨の中 歩いたときのこと 今夜 たぶん私 少し泣くかもしれない きっと 今は私 ただの片想いだよね どうしてこんなふうに あなたが好きになるの このまま会えなくて 電話もないままで このままで このままで とぎれてしまうの 灯りを消すまでは 涙をこらえよう 気づいてたさよならを 見ないでいたいから