神様 ぼくの大好きな あのひとのことを 話してもいいかな 神様 あのひとはいつも 大きな背中で ゆっくり歩いてた 鳥も飛べぬ暗い夜 凍てつく北風の朝も 何も話さずただ静かに ぼくの前にいたんだ この手で 人を傷つけて 砕け散った夢 拾う勇気もない そんなとき大きな手で ぼくの肩を抱いてくれた 優しい大切なあの人 今あなたのもとへと 召された 涙はとめどなくあふれ 頬をつたい落ち 大地へと染み込む 大地は無限の深さで あの人を抱き 自然へと帰すよ 神様 ぼくの大好きな あの人に伝えて欲しい あなたが教えてくれたこと いつまでも忘れずに生きていく