雲ひとつない青い空 いつかの夏を思い出す 曇のない笑い声に いつかの僕を重ねてる 君は元気でいるかい? もしもこの街で こんな日にまた君と出会えても 覚えてないよな… 晴れ間から 急に鳴り出した雨音 懐かしい声に 立ち止まる あの日から止まったままの夏が 君に向かって動き出した 君を呼ぶ声をかき消すように 数秒前の天気は嘘のように 君の視界にいる僕に 驚かないでくれますように 雷が鳴るたびに 震える小さな手を 大丈夫と握っていた 臆病な勇気を振り絞り 雨の日にまた会おう なんて君が 懐かしい声で言うから 晴れの日も君を探しているよ 止まってた恋心と共に 君に向かって動き出した