コートの襟を立て 人混みに 紛れて 突っ立ってるポケットの中 握った手は 汗ばんで 雨上がりの 街はグリッター アスファルトも ギラついてた ハイウェイの高架下 夜明けを 拝むまで ブギーのビート刻んで ガードレール 叩いてた 苦々しい 思い出と ろくでもない 計画ばかりが 駆け巡っている 足元は 今もずっと揺らいでる ふやけたペーパーカップ ふぬけたペーパーカップ 全部こぼしてしまった ふやけたペーパーカップ 腑抜けたペーパーカップ 暗闇の隅っこにしがみついたまま オールナイトロング 限りなく ゼロに近づく 訳も無く 叫びたくなる 使い物に なりゃしないさ とめどなく溢れるよ ふやけたペーパーカップ ふぬけたペーパーカップ 全部こぼしてしまった ふやけたペーパーカップ ふぬけたペーパーカップ 暗闇の隅っこにしがみついたまま オールナイトロング