「いま願い事ひとつだけ叶うのなら 」 想いが色褪せないように 星が降る夜は胸が踊るよ 君を連れだし 空を見上げ 神様が落とした星屑の欠片を 見つめて指でなぞる 誰かの願い幾千乗せ走る 僕らの空にも尾を引いて 「いま願い事ひとつだけ叶うのなら 」 君と同じ歩幅で歩いていきたい くだらないことで笑いあえるのなら ば それ以上はもう望まないよ 瞬いた一等星はすぐに闇に溶けて 唱える間もなくて 「消えちゃったね」って笑う君の方 が 儚げで消えそうだった 誰かの願い幾千乗せ走る まだ空席はありますか いつかは僕も君も消えるのなら この願い乗せて瞬け 時を超えて 「いま願い事ひとつだけ叶うのなら 」 なんて数えきれないくらい願った 何千年何万年経ってもこの願いが 色褪せることがないように いつか必ず答え合わせね