張りつめた夜闇の先に 縋るように見つめてる 願いの星 昨日の雨には 昨日の涙が 乾いた心も 冷たい空気に溶け まだ見えなくて 遠く霞んで掴めない君を 奪われていった体温の代わりに 強く求めてしまう 張りつめた夜闇の先に 縋るように見つめてる 願いの星 また朝が来ては また形を消して 残った香りを 鼻腔の奥にしまって 迷子のように行き来しても 出やしない答え お守りのように抱きしめてた あの君の言葉さえ 透き通った夜闇の先に 見えるのに届かない 小さくて広い世界は 別々の夢を見せる 今宵も 張りつめた夜闇の先に 縋るように見つめてる 願いの星 欲しい