旅先の宿で 障子をそっと開ければ 上弦の青い月 ああ 風情だね 腰巻の君は 辛めの酒含んで 口移ししてくれる ああ 色っぽいね もう僕は眠たくて 君のひざで そう うつらうつらして 舟を舟をこいだ 短歌でもひねりたいけど あと少し このままで ああ 夢記念日 丹前の僕は <♪> 丹前の僕は すっかり酔ったみたいで 何回も同じこと ああ 話している もう夜も更けたから 露天風呂で ねえ ゆらりゆらりして 波に波になった 並べてた2つの蒲団を あと少し 近づけて ああ 夢記念日 もう僕は眠たくて 君のひざで そう うつらうつらして 舟を舟をこいだ 拓郎の歌みたいだねと 万智が今 つぶやいた ああ 夢記念日