唇があの時 呼んだ名前 気づいてた 二人の扉は もうひとつじゃないと あどけなく未来を 信じてもいたのに 約束は言葉をいつも その夜の星に変えてしまう 涙にしかならないなら 悲しみは置いて行こう どんなにまだ好きでいても 心は寂しさを拭えない すぐ別の誰かと 巡り会える あなたなら それほど一人も 苦しまないでしょう これからの全てに 思い出は重なる 数えても最後はいつも きりがない夢のかけらばかり 涙にしかならないなら 優しさも置いて行こう 時がどこへ流れようと 私は怖くない このままで 涙にしかならなくても 思い出は抱いて行こう たったひとつ忘れないで あなたを心から 好きだった