青い月に照らされ 彷徨う あなたの影 伝えたいこと 伝えられず もどかしく過ぎる日々 偽りの笑顔を 覚えて あたたかい涙を 忘れて 抜け殻のような 虚ろな その瞳に何が映る? 儚い 下弦の月が 雲間に隠れ 今 闇が 浮かび上がってくる 真実を 語ってくれ 孤独を抱えて 今夜も吐息こぼすだけかい… 風に耳を澄ませば 聞こえる あなたの鼓動 渇いた夜に包まれ ただ 淋しげに響くけど もう一度 心に手をあて あたたかいぬくもり 感じて 千切れる雲を見上げて あなたは今 何を願う? あの雲の 切れ間から ひとすじの 光りが見えてくるから あなたは迷わずに 自分らしく 道を見つけだすさ 儚い 下弦の月を 探し求めて 何故 ひとり 歩きつづけてゆく? その理由を 聞かせてくれ 風に吹かれて また今夜も瞳そらすだけかい…