夜が来て 君はそっと 明るい声 描いて座っている 淡く吐いた 煙り触った 嬉しい顔作って 揺らしている 見上げれば キスをもっと 張り裂けるよ 優しく歌っている 頼りはこうで 涙腺の様 針を刺して 空気を吸って ふれあう辺りでしょうか 乾いてはやがて降る 緩いより空いている 灯りを点けたら買えるでしょうか 余りを吸ったら会えるでしょうか 昼と夜を、攫ったフリして やっと僕を揺り起こした 風向きはまだ変わる 覚えてた 嗚呼、弱く 着る服を選ぶ時 どれだって愛してる 灯りがあったら買えるでしょうか 誰だってすり替えるでしょうか たった一度 笑ったフリして そう僕を振り解いた 昼と夜を、攫ったフリして やっと僕と愛をこうしたい 部屋を出て手を振る また明日、日は暮れる