1メートルの長い手紙の 中で過去はよみがえる 打ち捨てられた蜜柑の墓場 つられて泣いた花々 なんとふてくされた字でしょう なげやりなお別れでしょう 祈りのような金切り声の響く朝の サンルームにて わたしのような悩ましい坊や 新しいおむつを上手に巻いて ニュアンスで話してくれる 「ディリリリリリリ ディリリリリリリ あなたのママもぼくのお庭へ 連れて来られたら よかったのにね…」 笑い出せばたちまちヒステリー あの声がほら廃墟に残響している ララララ… 半年遅れのメリークリスマス だれもサンタの格好もせず まるで神々の日常 フェンスの上で素っ裸 今日わたしの死んだ日 森の中のうさぎたちが 恋愛の目でみつめてくれてうれしい 今日はわたしの死んだ日 森の中のうさぎだけが 恋愛の目でみつめてくれてうれしい
