渇き

歌詞

ヒソヒソ声で話してる チラチラ見ては笑ってる 机の上に置かれた花瓶 生贄のあの子 涙も枯れた 心の中のカッターナイフ 皆誰もが持っている それを何に向けるかは教育さえも 教えてくれなくって 「いじめ」っていう名前のゲーム それとも新興宗教か あっち側 こっち側 どっち側?って毎日試されている カースト上位 平民と奴隷 箱庭の中の悪夢のようで 飼いならされた子羊たちは 沈黙の中怯えている カラカラに渇く喉搔き毟って あなたと私は同じ人間? ズキズキと痛む胸を抱えては 明日が怖くて爪を噛んでいた 叫ぶ命 どこへ行くの 朝が来たら また繰り返す 舞い込んできた ニュースを見たら 飛び降り自殺 知ってる名前 遺書はなかったとしても当然 私は知ってたその原因を ホームルームで 先生が 心当たりはないのかって 皆に聞いた こんな時だけ 大人はずるい 知ってたでしょ? 正義の味方が現れて 成敗してくれちゃったりなんてして それじゃ私はどうなるの? 罪悪感 見ていただけも罪? どうしようもなかったって 言い訳をしてもある意味仲間 差し伸べられなかった手をじっと 見て 汚れているって感じたの グルグルと回る 環状線のように いつか見慣れた景色になっていた ボロボロになった 心は知ってた それでも何もしてあげられなかった 叫ぶ命 どこへ行くの 時が経てば また繰り返す カラカラに渇く喉搔き毟って あなたと私は同じ人間? ズキズキと痛む胸を抱えては 明日が怖くて爪を噛んでいた