何もかも無くしても構わないと 言ってくれたあの日は 涙が出た それは宛のない旅 きっと不幸な恋 わかっていたのに 何故 私を連れ去って このまま何処か遠くへ 繋いだ手がひどく震えていた 夜明けが訪れる 貴方はこの手を引いて 二人で生きようと誓ってくれた 許されぬ出逢い そっと密やかに育み 触れた体に 響く鼓動 嘘と真実を背に言葉を詰まらせた 誰にも言えないまま 私を連れ去って このまま何処か遠くへ 交わした瞳が強く光っていた 朝日が空を焼く 貴方はこの瞳見つめて 二人で生きようと微笑ってくれた もう何もいらないの 貴方だけ 私を連れ去って このまま何処か遠くへ 握った手がひどく震えていた 夜明けが訪れる 貴方はこの手を引いて 二人で生きようと誓ってくれた