半妖の唄

歌詞

嫌いなんて感情　自体もう嫌いだ くすんだ綺麗事もう　言わないでよ もう　ボクなんて　放っていてよ 昔々　幽世の道中記 人々は皆　手取り合いました ひとりぼっちになった　ボクじゃ 思い通りに笑えない 伝えたいんだ　けどその半分で 伝わんないことも　解っちゃって 目を閉じても　止まんないよ 汗か涙 咽び泣いた夜 嫌いなんて感情　自体もう嫌いだ 嘆いたって単純　世迷言だけど ボクの夢　希望を述べて…？ もう　放っておいていてよ 未来が嫌いだ　嫌いだ嫌いだ！ …逃げたってどうしようもないんだ きっと 劣等感　押しやって 息繋いでいくんだ 何回でも叫んで 混ざっていたい　交わしたいなんて 思うだけの毎日何回目？ それなら闇夜に紛れてさ 誰にも触れられないように いつしか　お囃子が鳴り出して また　百鬼夜行は始まって 虚しいほどに止まんない 溢れ出した想いが　声が　感情が 何もかんも全部 もう嫌になって 切り取って　切り裂いて 雨夜へ駆け出して そういつだって 解んないよボクには 解るはずないんだよ… 寄る辺ない　灯らない記憶抱いて 街明かりだけ見てた それじゃボクは 一体なんで 胸が痛むほど 期待せずにいられない？ 未来が嫌いだ　嫌いだ嫌いだ …逃げたってどうしようもないんだ きっと 劣等感？ 裏返して　誤魔化して！ そう誰でもないボクだよって ボクだけの　道があるから もう　放っておいていてよ 未来が嫌いだ　嫌いだ嫌いだ！ 逃げたってどうしようもないんだ きっと 劣等感　飲み込んで 息繋いでいくんだ 何回でも叫んで 何千年かかったって いつか詠うよ 一歩踏んだ半妖の うそ　うそ　御伽噺