「いつか…」君が言った 忘れそうなその言葉を 思い出していた 道の上で季節を呼ぶ 風が止まる そして君の声で我に返る いつもの暮らしは続いている 何もかもが輝いてたあの日から 扉を閉ざしたら 消えてしまいそうなことばかりだ 素直になれなくて去って行った 儚(はかな)い毎日 たぶんあの時僕らは 歩き出したんだ 互いに違う道を いつかあの想いが輝き放つ時まで 車輪が回り出したら 旅は始まってしまうから もうはぐれないように 過去をそっと抱きしめる “あの日 君は僕に なんて言ってたっけ...” なんて言ったってもう関係ないね 散々会って 段々分かって 季節迫り来て散々泣いて 君は君 夢 でっかく描いて 僕はここから成功を願ってる 「待ってるだけじゃ 明日はないから動いたここじゃ 始まらないから」 先の見えない暗い道路も それが例え迂回路でも いまは少し二人とも つらい表情 しまっておこう これは別れではない 出逢いたちとのまた新たな始まり ただ 僕はなおあなたに逢いたい また… いつか笑ってまた再会 そう絶対 たぶんあの時僕らは 歩き出したんだ 互いに違う道を いつか二人会った 意味が分かる時まで 車輪が回り出したら 旅は始まってしまうから もうはぐれないように 過去をそっと抱きしめる