心のなかの暗い森に迷ったら 耳をすまして パレードの音を探そう 時計の街はせわしく針 刻むけど 君は君のリズムで 歩いていいんだ まだまだ 旅は続く 今はちいさな一歩も 眩しい夢 つながる 雨あがり 空の向こう 小鳥の歌が聴こえる 君はもうひとりじゃない パレードは どこにだって 涙の欠片 集めて ほほえみの種に変える メロディを届けるから 夕暮れる街 それぞれみんな帰る道 見送ることしかできなくて 俯いた日々 孤独な心 音に乗せて ともに行こう 音楽隊は進むよ たしかなテンポで 黄昏時が過ぎて 夜が世界 染めても 天空に ひろがる 幾千に輝いてる 遠い日の星の光 君もそう ひとりじゃない 誰かを照らす灯り 歯車になれなかった 動物たちは譜うよ しあわせを花束にして 過去の影は 鮮やかな“現在(いま)”が 笑顔に塗り替える 夢と音色を紡いで あの街を目指してゆく 君は もうひとりじゃない パレードはどこにだって 虹をかけて 涙の欠片 集めて ほほえみの種に変える メロディを届けるから