夢を見ていた 子供時代の淡い匂いがした 思い出せそうでいつも探すんだよ あの頃の世界は 知らない物に溢れて美しかった 今はどうだろういつも思うんだよ フィルムの中で笑う幼気な僕らは いつの間にか今日も 電車に揺られ夢を見ているだけ 夢のような世界も 理想通りの未来も要らない 僕はただ僕でいたい 大切な記憶に一つずつ ラベルを貼ってさ 夢を見て僕ら 大人になってきたはずだ もうそれも思い出せないかい? まだ間に合うよ 路は後ろにある <演奏> 理不尽な世界でも 笑いあっていたいんだ 夢のような世界も 理想通りの未来も要らない 僕はまだ僕でいたい 忘れていた思いも 一緒に取り戻しに行こう 夢を見て僕ら ここまでやってきたはずだ 終わりには早すぎるから 明日を迎えに行く 扉を開けて 何年でも忘れない出会いを 嘘をついて大人になったこと 全てが今僕を生かすのだろう <演奏> 夢のような世界も 理想通りの未来も要らない 終わらない旅を続けよう 失ったものももしかして 未来への布石さ 夢から醒めても変わらない物を僕ら 見つけたら それが答えだ やっと見つけたよ 自分の中にある <エンディング>