<♪♪♪> 姿なき 河をゆく ひとひら 恋の葉は 人知れず春(うすづ)いた 夕の陽に染まる 初めての 淡い恋が 実った 日のまま そんなふうに愛は 今も心の どこかで 震えている 遠い日の少年の 蒼き調べは 愚かさも 小ささも 清(すが)しくする 人の世の 哀しみを 許せぬその日まで 変わらずにいてほしい 思い出の その中で <♪♪♪> <♪♪♪> 薄紅に溶けていく 蒼の行方を ひたすらに たたひたすらに 追いかけてみる 迷わずに 気づかずに あなたは 行けばいい こんなふうに愛を 内気なままで 抱えてる 私に あなたは そのままで